【ブログ】新NISAの非課税を活用し、インフレに負けない資産形成を!

インフレに負けない資産形成はなぜ必要?
2024年にスタートした新NISA(少額投資非課税制度)を活用していますか?
日本の家計金融資産は2,351兆円(2025年12月末 日銀資産循環統計)、その48.5%は現預金です。現預金はインフレになると価値が下がり、給料も公的年金も物価上昇ほど増えません。
インフレ率2%の場合、100万円は5年後には90.6万円、10年後には82万円と実質価値は下がり、マイナスの資産となってしまいます。

新NISAのおさらい
①配当や運用益にかかる約20%の税金が非課税
②利用できるのは1月1日現在18歳以上、年齢の上限はありません
③非課税保有期間は無期限
④年間投資枠:つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円・合計年360万円
⑤非課税保有限度額:1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円迄)
(買付額で管理され、売却すると翌年に買付額分が復活して再利用できます)
*詳細⇒金融庁NISA特設サイト https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/index.html
※2027年からの「こどもNISA」は、対象年齢:0~17歳、年間投資枠:つみたて投資枠60万円、非課税保有限度額:600万円など閣議決定をされています。
令和8年度税制改正大綱(令和7年12月26日閣議決定)金融庁資料
https://www.fsa.go.jp/news/r7/sonota/20251226-2/01.pdf
NISAの金融機関の選び方・投資商品のポイント
①NISAの金融機関は、
ネット証券がお勧めですが、シニア世代は、まずは取引金融機関の商品を確認してみるのも良いです。株式などにも投資をするなら証券会社となります。家族と同じ金融機関にすると操作を教えてもらえたり、何かと便利です。
②NISAの投資商品のポイント
●つみたて投資枠対象商品(買付は積立のみ)
金融庁の基準を満たす長期・積立・分散に適した投資信託354本(2026年5月時点)、販売手数料はゼロ、信託報酬(運用手数料)が低いインディックスファンドが中心。全世界株式やS&P500に連動する投資信託が人気です。定額買付のドルコスト平均法は、値下り時は多く買付ができるので心穏やかに過ごせます。
●成長投資枠対象商品(買付は一括又は積立)
上場株式、投資信託・ETF(上場投資信託)・REIT(不動産投資信託)。
投資の神様ウォーレン・バフェットの投資術「優良企業の株を安く買い長期保有、自分が理解できない企業に投資しない等」が参考になります。
*お勧めサイト⇒ウエルスアドバイザーNISA https://nisa.wealthadvisor.co.jp/
人生100年時代、NISAの非課税を活用しよう!
投資をするのは暫く使う予定のないお金、ライフプランを考えてご自身にあったNISAの活用をしましょう。
①高配当株で自分年金づくり
筆者は、NISAで投資信託の積立と高配当株による自分年金づくりを目指しています。特定口座の配当には約20%の税金がかかりますが、NISA口座では非課税を実感しています。配当は毎年もらえるので、気軽に趣味やランチに使えます。学びながら、まずは高配当の安定銘柄から少し購入してみるのもいかがでしょうか。
*筆者が参考にしているサイト⇒Yahooファイナンスの優良高配当株
https://finance.yahoo.co.jp/stocks/screening/highdividend
②資産の引出しは自由、投資しながら取崩して資産寿命を延ばす
NISAは資産の引出しが自由、住宅取得や教育費、リフォームや老人ホーム入居等、必要な時に必要な額を引き出せます。また、老後資金として生活費の補填やゆとり費を定期的に取崩す場合もあります。長期に投資しながら取崩すと資産寿命を延ばすことも可能になります。
亡くなったときはどうなるの?
亡くなった人のNISA口座から相続人のNISA口座へ移すことはできません。下記の表の例のとおり、NISA口座は生存中の運用益が非課税のため、亡くなった日の評価額が相続人の取得価格となります。亡くなった人の特定口座は取得価格をそのまま相続人が引継ぎます。通常、亡くなった人と同じ金融機関の相続人の特定口座へ移すことになります。相続人が特定口座に移った資産を1100万円で売却した場合、取得価格が1000万円の方は売却益100万円となり税金は約20万円、取得価格500万円の方は売却益が600万円となり税金は約122万円となります。

また、相続税の評価額は、リアルタイムで取引できる上場株式などの場合、次の4つの中から最も低い額となります。 (1)亡くなった日の終値、(2)亡くなった月の終値の平均、(3)前月の終値の平均、(4)前々月の終値の平均。
まとめ 「目指せ、ファイナンシャル・ウエルビーイング!」
ファイナンシャル・ウエルビーイングとは「経済的に現在も将来についても安心であり、人生を楽しむためにお金の面で幅広い選択をできる状態」です。
人生100年時代、NISAの非課税を活用し、インフレに負けない資産形成をすることにより、ファイナンシャル・ウエルビーイングを目指しましょう。
また、投資詐欺が増加しています。元本保証で高利回りの商品は存在しません。詐欺に会わないためにもNISAで投資しながら学ぶことは大切です。
この記事を書いた人

- KFSC所属 ファイナンシャルプランナー
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専門分野
ライフプランニング・資産形成(NISA・iDeCo)、DC投資教育
主な資格
CFP®・1級FP技能士、社会保険労務士、DCプランナー1級
略歴
食品メーカーの企業年金にてライフプランセミナー・年金相談・資産運用などに携わり、退職後はFPとして独立、ライフプランサポートを行っている




