新年のご挨拶
新年明けまして、おめでとうございます。旧年中は一方ならぬご愛顧を賜り、誠に有難うございました。本年も引き続きどうぞ宜しく、お願い申し上げます。
さて、今年の干支(えと)は「乙巳(きのとみ)」です。中国の古代思想等によれば、「乙」は十干(じっかん)の2番目にあたりまだ発展途上の状態を表しており、「巳」は植物が最大限まで成長した状態を指しているとの事です。一見矛盾する2つの文字が意味するところは、これまでの努力や準備が実を結び始める時期の差を示唆していると言えそうです。人や物事によって成長のスピードが異なる為、早い場合には年内に大きな成果が得られるでしょうし、遅い場合には前進しているものの年内はまだ道半ばといったことが考えられます。いずれにしても、2025年は辛抱強さが試される年になりそうです。
過去の「乙巳」年を振り返ってみると、60年前の前回1965年は、64年の東京オリンピックの成功に刺激され、65年11月から70年7月に掛けて長期間の好景気(いざなぎ景気)がスタートし、日本の経済成長率は毎年2桁の伸びを示しました。また前々回の1905年は日露戦争が終わり、大国ロシアに勝利した日本が、国際的に存在感を発揮した年です。このように我が国の近代史上で「乙巳」年は、日本が大きく成長した時期と重なります。これらの事実を考えると、2025年の日本は飛躍の可能性があるのかもしれません。
一方で現在の世界を見渡すと、米国でのトランプ大統領の就任による国際政治・経済情勢の不安定化が懸念されており、ロシアのウクライナ侵攻や中東ガザ地区の紛争の行方も大きく影響されそうです。また米中貿易摩擦の再燃による世界経済の混乱、中国経済の長期停滞による日本経済への悪影響等も気になるところです。国内でも与党の少数化による政治の混乱で、政策遂行力の低下が懸念され、心配の種には事欠きません。
それでも「巳」年の「ヘビ」は、ネガティブなイメージもあるものの、古来より豊穣や金運を司る神として神聖視されたり、脱皮を繰り返す強い生命力から再生シンボルともされています。それにあやかって、国内外に混乱が生じたとしても、私共の団体はそれを乗り越えて逞しく成長し、皆様のお役に立ちたいと念じております。
皆様におかれましては、今年も健やかな良き1年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
令和7年1月1日
KFSC代表理事 堀江雄二
KFSC主催セミナーのご案内
*初回ご相談料の割引については、「J-FLECはじめてのマネープラン」割引クーポンのサイトをご覧ください。J-FLECサイトはこちらです
【ブログ】お役立ち情報
*【無料会員記事】をお読みになるためには、無料会員登録後、ログインが必要です 無料会員についてはこちらをご覧ください。
家計・ライフプラン
Life Planning
資産形成・運用
Investment
保険
Insurance
相続・遺言
Inheritance
終活
End_of_life
金融教育
Education
KFSC(かながわFP生活相談センター)とは?
私たちの普段の生活では、結婚や出産、自宅の購入、定年退職、相続など、さまざまなイベントが発生します。KFSCでは暮らしの中で発生する様々な出来事に、ファイナンシャルプランナー資格を持つ各分野の専門家が皆様をご支援いたします。
・どのように準備、計画すれば良のか? ・どのような手続きが必要なのか?
特定の企業と提携し、商品販売手数料を受け取っている無料のファイナンシャルプランナー(FP)は、どうしても所属組織の利益に偏る商品を提案する傾向があります。KFSCは独立系のFP団体として、お客様の相談料で運営しており、真の意味でお客様の立場に立ってご相談に対応します。2011年の設立以来、長年にわたりお客様からの支持を頂いております。
サイト内キーワード検索できます