【寄稿】相場予測に心掛けていること
生涯現役
筆者は1972年から外国為替一筋に歩んできた。それは米国がドルと金のリンクを停止したことで、固定相場制から変動相場制への引き金になったニクソンショックから1年後である。固定相場時代のドル相場は、1ドル=360円。それから52年。この間の円の最高値(米ドルの最安値)は、2011年10月31日の75.32円。現在は140-145円、倍近い円安である。それだけ米ドルが乱高下したと言える。「はて?」これからどうなるか。長年の経験から、為替市場に大きな流れが来ていると感じているが、結論から言えば、2024年末見通しは136円である。
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