【ブログ】退職後の健康保険をどうする?「国民健康保険VS任意継続保険」どちらがお得?あなたの状況で徹底比較

退職後、健康保険をどうするのか?多くの人が悩むのが、国民健康保険と任意継続保険。

選択によっては、支払保険料が年間数十万円以上の差が出てしまう場合もあります。それぞれの仕組みを理解し、自分の状況に合った選択をしっかり検討しましょう。

国民健康保険と任意継続保険のメリット・デメリット比較

どちらがお得か?ケーススタディ比較(65歳定年退職想定)

【どちらがお得か? 選択ポイント例】

■選択ポイント①

400万円くらいまでは国民健康保険、500万円を超える場合は、任意継続保険が有利の可能性があります。

※協会けんぽ神奈川支部の場合、任意継続保険料の標準報酬月額が上限32万円の影響

  大手企業の健康保険組合は任意継続保険の標準報酬月額上限が高額の場合があります

 ■選択ポイント②

退職後、年金所得のみになり、年収が減少した場合などは、1年目は任意継続保険が有利でも、2年目は国民健康保険に切り替えた方が有利な可能性があります。

※【ケーススタディ2.】のケース1とケース3の場合では、差額が約20万円にもなります

まとめ

・退職後の健康保険は、①退職後の収入額 ②扶養家族の人数③福利厚生サービス制度などを総合的に比較検討することが重要です。詳しい条件や保険料について、お住まいの市区町村役場や協会けんぽ支部、会社の健康保険組合に、直接問い合わせをし確認するようにしましょう。

・退職後の手続期間は短いです。私たちかながわFP生活相談センターでは最適な選択のためのサポートをいたします。是非ご相談ください。

この記事を書いた人

高野純一
高野純一KFSC所属 ファイナンシャルプランナー
専門分野

ライフプランニング

主な資格

CFP®・1級FP技能士、宅地建物取引士、証券外務員一種

略歴

早稲田大学卒、ウシオ電機(株)で営業に従事、その後、第二電電株式会社(現KDDI)に転職し、主に携帯事業の事業企画部門に従事、定年退職し小会社のアルティウスリンク(株)に顧問として再雇用中